寒くなるにつれ恋しくなるのがコーデュロイ。
さまざまなものがあるなかでthe Mostがおすすめするのは、
英国唯一のコットン・ミルBrisbane Mossのミディアム・ウェイトです。
James Purdey & Sonsから500mを仕入れ、
ロール状に保管しているのであたりがでず（あとがつかず）、
より美しくお仕立てできます。厳寒の北陸にぬくもりをとどけ、
冬枯れの富山にしっくりとなじむコーデュロイ。
その温かさと豊かさをいまこそお楽しみください。

【Brisbane Mossのコーデュロイ・スーツ】
ウェイト475g/m²と重すぎず厚すぎないのでぜひ3ピースに。
ジャケット、ウエストコート、トラウザーズを一式で着ても単品で着ても決まります。
カットはドレープ・カット（写真）またはケーリーズ・カットが、
色は英国におけるコーデュロイ・スーツの定番色であるジンジャーがおすすめ。
やや派手に感じますがそれもコーデュロイらしさ。
着こむほどにあらわれるシワや馴染みとともに楽しめば愛すべき1着となります。

※batak House Cutにてのオーダーとなります。

【acornのシャツ】
コーデュロイの装いにぜひとりいれていただきたいのがランカシャーのミルacornのシャツ。
なかでもブラッシュド・コットンでタッターソール・チェックのものが至高といえます。
ブラッシュド・コットンとは起毛加工によってふわりとした風合いに仕上げたコットン。
着心地と保温性にすぐれているほか、汗をかいてもかゆくなりにくく、
洗っても縮みにくくなっています。タッターソール・チェックとはロンドンの
馬市場の創設者リチャード・タッターソール氏にちなんだチェック。
馬用ブランケットに使用されていたことから乗馬格子とも呼ばれ、
acornの定番で、毎年、色柄を変えて生産されています。
これぞという1枚がほしいなら、お手持ちのネクタイの色を拾って選ぶのがポイント。
小柄な方は小さめのチェックを選び、大柄な方は大きめや太めのチェックにも挑戦しましょう。
わたしもこれまでに20種類以上を着用し、毎年、新しいものをあつらえています。
皆様もぜひコレクションし、その知的な魅力にはまってみるのはいかがでしょうか。

［SHIRTS］￥23,500（税別）～
※オーダーシステムは体型にあわせて決めさせていただきます。
※batak House Cutにてのオーダーとなります。