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TweedはLovat にお任せEdinburgh からHawickへ ヨーロッパ周遊記 part 12

今日は、私が世界中で最も敬愛しているLovat Millに行くとあって、朝から少し張り切り気味です。

Dunfermline からミルがあるHawick(ホイック)までは約2時間半ほどの運転。途中、Edinburgh (エジンバラ)を通過するので、ホテルを早めにチェックアウトしエジンバラ市内を少し観光することにしました。自身4度目となるエジンバラは、いつ来ても観光客でいっぱい。お城がある旧市街は朝から人でごった返しています。

 

2時間ほど、エジンバラ城周辺をぶらついた後、今日の目的地Hawickに向かいます。
17時台の列車で、ロンドンに帰るとあって、急ぎ足でLovat へ。途中、Tweed川を渡るも時間が限られていて、停まって写真を撮れなかったのが残念ではあります。

なんとか13時のアポイントに間に合い、セールスマネージャーのアランさんがお出迎えしてくれました。今回のお目当ては、定番のツイードバンチに入ってない生地です。余った糸で織った生地で何かお宝はないかと尋ねたところ、結構な掘り出し物が沢山!円安なので、あまり安くは感じませんが、それでも今の市場価格を鑑みると、ここは勝負に出るべきと決断し、久しぶりの400m越えの発注となってしまいました。

 

ヘビーウエイトの生地は既製のラグランコートとフィールドコートに、軽めの物は贅沢にレインコートの裏地あたりで使ってみようかと考えています。
もちろん、全てイングランドの縫製工場に依頼予定で、入荷は来年秋頃になりそうです。既製品で余った生地は、店頭にてご覧頂けますので、こちらも是非ご期待ください!

Millの1階にLovatのオリジナル商品を買うことができます。ツイードグッズ、カシミアグッズ、ツイード生地も切り売りで購入することができます。

なんとかギリギリ仕事を終え、無事にエジンバラ駅から電車に乗ってロンドンまで、帰って来ることが出来ました。2泊3日のスコットランド、少し強行な旅程でしたが、本当に充実した出張でした。皆様もイギリスにご旅行される際には、必ずスコットランドを訪れてみてください。国と文化の誇り、日本人に足りないものをすごく勉強させてくれる場所だと思います。

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