メディアやブログで、ヴィンテージMOXONの生地を取り上げる記事をよく見かけますが、微妙に”余り物感”が否めず、この柄は現代着こなせるのかと疑問に思うことが多々ありました。確かにこの年代の糸、およびショーンヘル織機で時間をかけて織られた独特の膨らみのある風合いはどのMOXONをとっても最高品質の生地だと言えるでしょう。

　ただ、私が心がけていることは、いくらヴィンテージでクオリティが高いものでも、現代ファッションに馴染まないものはそばに置くべきではないと考えています。今、着られるかどうか、がもっとも大事で、MOXONだからといって名前だけで仕入れることはありません。今回見つけたシブい４種類の生地は、まさに今、この時代にも着てほしい柄行き、生地感となっています。今回のような無地に近い柄物は、MOXONでもかなり希少だと思われるので、ご興味ある方は70年代の最高傑作を見に来てください。

MOXONヴィンテージ　360g 

【3PIECES】¥209,000

ネイビーシャドーストライプ　 

MOXONらしい柄の浮き立ち方がたまらなく良い。

ブラウン、グレー、ブルーグレー

一見無地に見えるこちらの生地。ツイードでいうバーリーコーンのような織柄。今回は３色全部買い占めました。