- コラム
今まさに着てほしいブルーグレートニック
いよいよthe Most初の東京トランクショーまで3週間を切りました。暑い夏を目前に控えるこの時期、スーツなんていらないと思う方も多いとは思いますが、こちらのスーパーヴィンテージ地を見ると、またみなさんのスーツ欲が蘇ってくるのではないでしょうか? なかでも今回ご紹介するのは、グレイッシュなブルーグレートニックに絞ってみました。すべて70〜80年代に英国で織り上げられた超レアなトニック織で、現行品とは比べ物にならないほどタフなモヘアヤーンで仕上げられています。
長時間の着用でもシワひとつできないほどとにかく強い。元々トラベルスーツとしても愛用されてきただけに、1日中着ても型崩れしない極上の安心感が魅力です。なかなかお目にかかれないこちらの三品は、もちろん東京トランクショーにも現物をお持ちしますので、ぜひ一度手にとってご覧ください。太陽にほえろ!のゴリさんよろしく、どれをとっても昭和を彷彿とさせる色合いに哀愁さえ漂っていますが、今風に仕立てることで現行品とはまた違った”新しさ”を演出したいと思います。
DORMEUIL ピンストライプ
【3PIECES】¥209,000
こちらTONIKが発売と同じ時代のもの。ハンドリングでは、TONIKと全く同じタッチに感じられますが、耳には表記されていません。色的にはもっともグレーに近いブルーです。
DORMEUIL TONIK ヴィンテージ
【3PIECES】¥209,000
少し明るめではありますが、落ち着いた色調のブルーグレーです。この時代のもので無地が発掘されること自体、かなりレアとなっています。
Holland & Sherry ヴィンテージ
【3PIECES】¥220,000
生地自体、若干ドーメルTONIKと比べて軽量にはなりますが、生地のハリ、コシともにこの時代の最高峰モヘアと言えるでしょう。もっとも明るいライトブルーグレー。結婚式などにもぴったりです。