- コラム
ニードルコーズのコーディネート術
ジャケットスタイルでもっとも活躍するパンツの生地感は、おそらく400g/㎡ほど。こちらの「Brisnabe moss」のニードルコーズ(細畝コーデュロイ)は夏を除くオールシーズン愛用できるユースフルなウェイトです。昨年から定番化し、スーツとしても多数提案してきましたが、やはりパンツとしてもっともバランスの取れたコットン地ということでリクエストも多く、今年は大量に仕入れました。
これまでは秋の定番的に“ヘビードリル”(キーツ)を大々的に打ち出してきましたが、「Brisnabe moss」のカラースワッチのボリュームからも分かる通り、こちらのニードルコーズがもっとも種類が多く、世界中のコーデュロイファンに愛されていることが証明されています。
今回は、新色として白、クリームを加えて全8色。モールスキンに比べてシティナイズされた織り感が、街着としてしっくりハマるニードルコーズ。私が考える“500g/㎡以下のツイードにもっとも似合う”コーディネートを、全ての色でご紹介したいと思います。
【Brisbane moss】needle cords
TROUSERS ¥32,000〜
ダークブラウン(トラウザーズ)×茶系グレンチェック(ジャケット)
地の色にベージュを使ったチャコールグレーのグレンチェック。ダークブラウンのトラウザーズに合わせて都会的に着こなしましょう。
クリーム(トラウザーズ)×ネイビーサージ(ジャケット)
ネイビーサージのブレザーとアイボリーのトラウザーはスポーティーな印象で相性抜群。
プラム(トラウザーズ)×ヴィンテージドーメル(ジャケット)
ヴィンテージならではの色使い。特にこうした明るいワインと暗いボルドーを使用したフランネル地には、プラムでカチッと締めるコーディネートがおすすめ。
ネイビー(トラウザーズ)×ヴィンテージウェインシール(ジャケット)
ガーズチェックにネイビーとターコイズブルーを施した70〜80年代独特のチェック。地の色もグレー系なので、しっくりとハマるネイビーをコーディネート。
白(トラウザーズ)×ブルーホームスパン(ジャケット)
カントリーチックなホームスパンも、ブルー×白のコントラストでよりスポーティーなコーディネートに生まれ変わります。特にネップに白を使用しているツイードにおすすめ。
チャコール(トラウザーズ)×オリーブダイヤゴナル(ジャケット)
ラムズウールを使用したオリーブ系のジャケット地に少しかすれたグレーのパンツ。街路樹とアスファルト…日本の街並みにハマらないはずがありません。緑×グレーのコンビネーションは実はとてもよく合うのです。
ベージュ(トラウザーズ)×茶ヘリンボーン(ジャケット)
ジャケットでも非常に着こなしが難しい赤茶のヘリンボーンには、落ち着いたベージュをセレクト。